外科
外科とは
日常の怪我の治療を行います
茨木市のきずな友愛クリニックの外科では、「カッターナイフや包丁で指を切った」「転んで膝を擦りむき、血が滲んでいる」「火傷をした」などの、日常の怪我の治療を行います。
切り傷の場合、局所麻酔をして縫合します。
また、皮膚のできものやおでき(せつ)、アテローム(粉瘤)などの治療(小外科手術)も可能です。
怪我や傷の治療は、当クリニックへお任せください。
傷の処置については、最新の湿潤療法を行っています。
ホクロや粉瘤の手術
ホクロの除去など、各種日帰り手術に対応しています
当クリニックでは、ホクロの除去、アテローム(粉瘤)や脂肪腫などの小手術、傷の処置などの日帰り手術に対応しています。
また、巻き爪・陥入爪には、症状に応じて「テープ法」「ガター法」「アクリル人工爪」「フェノール法」などを実施します。
ホクロの除去
ホクロの除去は、保険適用で受けられます。
気になるホクロがある方は、お気軽にご相談ください。
ホクロの大きさや種類、ホクロがある部位に応じて、適切な方法をご提案します。
切除後、病理検査に出すことで、悪性かどうかを診断することもできます。
アテローム(粉瘤)の除去
アテローム(粉瘤)とは、毛穴の詰まりにより、皮脂などの老廃物が皮膚の下に溜まってできる良性腫瘍です。
徐々に大きくなり、放っておくと化膿することがありますので、早期に除去されることをおすすめします。
巻き爪・陥入爪
巻き爪とは、爪が丸まって皮膚に食い込んでいる状態をいいます。
陥入爪とは、爪の角がとげ状になり、皮膚に食い込んでいる状態をいいます。
爪が皮膚に食い込むことで、痛み、腫れ、化膿などの症状を引き起こる場合があります。
主な原因は、「足に合っていない靴を履いている」「足先を強く圧迫するスポーツをしている」「長時間の歩行」「深爪」などです。
細菌が侵入して化膿すると、治りにくくなります。
化膿するまで放っておかず、お早めに当クリニックへご連絡ください。
手術の流れ
1. 診察
症状を確認して、手術が適応であると診断した場合には、手術内容と麻酔のことをご説明して、承諾書をお渡しします。
2. 再診
手術当日までに、診察や投薬が必要な場合には、再度、診察を行います。
3. ご来院
- 手術当日の朝食は、軽く済ませるようにしてください(飲水の制限はありません)
- ご予約いただいた時間に、ご来院ください。問診、血圧・体温・脈拍測定などを行って、現在の体調を確認します
4. 手術
手術室へ移動していただいて、局所麻酔を実施した後、手術を行います。
5. 手術後
手術が終わりましたら、術後の経過についてご説明します。体調を確認して、問題がなければご帰宅いただけます。
6. 術後検診
- 手術後、再度、診察を行います
- 抜歯が必要な方は、手術から5~7日後に行います
- 病理検査の結果は、7~10日後にご説明します
湿潤療法
痛みの軽減・治癒促進が可能な療法です
当クリニックでは、傷の処置については、最新の「湿潤療法」を行っています。
湿潤療法とは、傷や火傷などの創傷への新しい治療方法で、消毒薬やガーゼにより、消毒したり、乾燥させたりしないで治癒をはかります。
傷口の体液に含まれる細胞増殖因子の作用を促進することで、自然治癒力を高めて治します。
痛みが少なく、治癒が早いほか、傷跡が残りにくいなどの特徴があります。傷跡が残ることが心配な、女性や小さなお子様などでも安心です。
湿潤療法の特徴
- 従来の治療方法よりも痛みが抑えられる
- 治癒が早い
- 傷跡が残りにくい
- ご自宅で処置できる(通院回数が少なくて済む)
湿潤治療の流れ
1. 傷口の血や汚れを洗う
傷口に付着している、血や汚れを水道水できれいに洗います。
湿潤療法では、自己修復細胞を殺してしまうため、消毒は行いません。
2. 傷口と被覆材で覆う
傷口を、被覆材で覆い、固定します。
こうして傷口が乾燥しないようにして、滲出液で満たすことで、かさぶたを作らずに治していきます。
3. 傷口の洗浄と被覆を繰り返す
傷口の感染の有無を確認した後、問題がなければ、①と②をご自宅で1日1~2回程度、繰り返します。
ご自宅で処置できるので、通院回数が少なくて済みます。
※傷口の状態や、化膿の有無・程度によっては、湿潤療法が適応とならない場合があります。
詳しくは、当クリニックまでお問い合わせください