脳神経外科・脳神経内科
専門医によるレベルの高い治療
院長は脳神経疾患を専門としています
神経内科は、医療の中でも特殊な分野で、専門的なトレーニングを積んだ医師でないと、適切に治療を行うのは難しいといえます。
茨木市のきずな友愛クリニックの院長は、脳神経外科医として医療人のキャリアをスタートさせ、大学病院や高度医療機関で、脳神経外科医として診療ならびに研究に従事してきた豊富な経験があります。
当クリニックでは、幅広い方に気軽にご来院していただくために、また、長期にわたって治療を受けていただくために、最適な環境を整えています。
最善の治療をご提案・ご提供するのはもちろんのこと、患者様の目線に立って、お一人おひとりのお悩みに耳を傾けます。
地域のかかりつけ医として、専門性の高い治療を行うとともに、温かみのある診療で、明るく前向きな空気が流れる診療室にしたいと思っています。
頭痛・片頭痛
頭痛は国民病ともいわれる病気です
片頭痛や緊張型頭痛を含めた慢性的な頭痛で、15歳以上の国民の3人に1人が悩まされています。
こうした状況から、頭痛は「国民病」とされています。
慢性頭痛は女性に多くみられ、男性の4倍ともいわれています。
慢性頭痛で注意しなければいけないのが、その裏に脳腫瘍や頭蓋内出血が隠れている可能性があることです。
また、強い頭痛は、日常生活に支障をきたしたり、重篤な疾患が潜んでいたりする恐れがあります。
「たかが頭痛」とお考えにならずに、是非、当院で専門医による診断を受けるようにしてください。
頭痛の種類
緊張性頭痛
頭痛でお悩みの方の多くが、この「緊張型頭痛」に該当します。
精神的・身体的なストレスや、筋肉の緊張により、首の筋肉が硬くなるなどして発生します。
その他、様々な要因が複雑に絡み合って起こります。
後頸部の鈍痛や、頭が締めつけられるような痛みが継続的に起こります。
片頭痛(偏頭痛)
女性に多くみられる頭痛です。
頭部の血管が、急激に拡張することで起こります。
こめかみ周辺で痛みが発生して、重度の場合、吐き気をもよおすこともあります。
群発頭痛
群発頭痛は、1年または3~4年に数回程度、季節の変わり目などに、毎日同じ時間に発症することが多いのが特徴です。
目の奥や、こめかみなどに耐えがたい痛みが発生します。
男性に多くみられ、女性の3~7倍の発症率だとされています。
認知症・もの忘れ
85歳以上の約4人に1人が認知症になっています
現在の日本では、85歳以上の約4人に1人が、認知症になっています。
このように、認知症は決して珍しい病気ではなく、誰でもなる可能性がある病気です。
当クリニックのもの忘れ外来では、症状が認知症などの病気によるものか、年齢によるものかを適切に診断します。
高次機能検査や頭部CT検査など、専門的な診察・評価を行い、診断結果に応じて適切に治療します。
また、必要に応じて画像検査(MRI、VSRAD)を他院に依頼して追加します。
さらに、必要なケアや、福祉サービスなどのアドバイスもいたします。
認知症とは
認知症とは、様々な要因により、脳の働きが悪くなり、日常生活に支障をきたすようになる病気です。
加齢とともに発病リスクが高まり、もの忘れ、判断力・理解力の低下、性格の変化などの症状が現れます。
認知症にはいくつか種類があり、特に多いのが「アルツハイマー型認知症」です。
一般的に、根本治療は困難な病気とされていますが、なかには根本治療が可能なものもあります。
また、根本治療は難しくても、症状の緩和や、進行の抑制が可能な場合もあります。
こんな症状はありませんか?
次のような症状に気づいたら、一度当クリニックへご相談ください。
- もの忘れがひどくなった
- 同じ相手に、同じ話を何度もしてしまう
- すぐにものを失くす
- 間違いが多くなった
- 新しいことが覚えられない
- 約束した時間や場所を間違える
- よく知っている場所でも迷ってしまう
- 些細なことで、すぐに怒るようになった
- 以前と比べて、性格が変わった
- 1人でいることを怖がったり、さみしがったりする
- よく、ぼんやりしている
- 身だしなみを気にしなくなった
- 物事に興味を示さなくなった
など
認知症の原因となる主な病気
認知症の原因で一番多いのが、アルツハイマー病です。
それ以外にも、様々な病気が認知症の原因となります。
- アルツハイマー病
- レビー小体型認知症
- パーキンソン病
- 脳血管性認知症
- 脳腫瘍
- 頭部外傷
- 慢性硬膜下血腫
- HIV感染症(エイズ)
- など
パーキンソン病
パーキンソン病とは
パーキンソン病とは、神経伝達物質の1つであるドパミンが減少することで、機能不全となる病気です。
加齢にともない、脳の神経細胞は減少していきますが、パーキンソン病を発病すると、通常よりも神経細胞の減少が著しくなります。
50~60歳代が発症ピークとされていますが、ごく稀に20歳代や、80歳を超えてから発症するケースもあります。
パーキンソン病の症状
パーキンソン病の特徴的な運動障害は、次の4つです。
振戦
最初は片側で震えが生じ、やがて両側が震えるようになります。
1秒間に10回未満の、比較的ゆっくりとした震えが起こります。
手足以外にも、顔面で震えがみられるケースもあります。
安静にしている時に震えが顕著になり、手足を動かすと消えるのが大きな特徴です。
筋強剛(筋固縮)
筋肉に常に一定の緊張があり、診察のために手足を動かした時、関節で硬い引っかかりを感じます。
歯車を回しているような、ガクガクとした抵抗があるのが特徴です。
無動
動作が全体的に遅くなり、動きが乏しくなります。
歩行時の歩幅が小さくなったり、歩き始めの1歩が出なくなったり、瞬きの少ない硬い顔つきになったりします。
このように、日常生活でのすべての動作が緩慢になることで、様々な動作に時間がかかるようになります。
姿勢反射障害
バランスを崩した時に、足を出して体を支えることができなくなるため、転びやすくなります。
また、転倒時に手を出して体を守ることができなくなって、怪我をしやすくなります。
脳卒中・脳血管障害
脳卒中とは
脳卒中とは、「脳血管障害」ともいわれ、脳の血管が詰まったり、破れたりすることで、脳で障害が起こる病気です。
発症の原因により、大きく「血管が詰まるタイプ」と「血管が破れるタイプ」に分けられます。
血管が詰まるタイプ
- 脳梗塞
- 一過性脳虚血発作
血管が破れるタイプ
- 脳出血
- くも膜下出血
脳卒中の原因
脳卒中は、運動不足、喫煙、飲酒など、生活習慣が影響して発症しやすい病気です。
また、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿尿の方は、発症リスクが高いとされています。
当クリニックの院長は、日本脳卒中学会専門医です。
脳卒中を予防するために、生活習慣の指導も行っていますので、心配な方は、お気軽に当クリニックまでご相談ください。
しびれ
しびれは脳神経内科の専門領域です
しびれの原因は様々です。
脳や脊髄の病気が原因で起こるほか、末梢神経の圧迫や、内科疾患などが考えられます。
しびれは、脳神経内科の専門領域です。
当クリニックでは、患者様の状態を詳しく確認し、しびれの原因を追究したうえで、適切な治療を行います。
必要に応じて、進行の抑制や、症状改善のためのリハビリテーションも実施します。
しびれでお困りの方は、お気軽に当クリニックまでご連絡ください。
頭部外傷
頭部は最も重要な臓器「脳」がある場所です
頭部は、人間にとって最も重要な臓器である、「脳」がある場所です。
そのため、この頭部を打撲した時には、様々な障害が起こる場合があります。
時に、頭蓋骨の内部で出血が起こると、外見上は異変がなくても、命に危険がおよぶケースもあるので注意が必要です。
頭蓋骨の内部での出血は、出血が溜まる速さにより、様々な症状が現れます。
頭部を打撲した後、すぐに症状が現れることもあれば、数日後、数ヶ月後に現れることもあります。
打撲してから24時間以内は、特に注意が必要です。
打撲後、自覚症状がなくても、一度当クリニックで適切な検査を受けられることをおすすめします。
めまい
めまいでお困りの方はお気軽にご相談ください
回転性のめまい、ふらふら感、立ちくらみ感など、めまいの症状は様々です。
また原因となる疾患も、耳に関連する病気や、脳機能に関連するもの、心臓や血流にかかわるものなど、多岐にわたります。
当クリニックでは、めまいの治療も行っています。
めまいでお困りの方は、お気軽にご相談ください。